職長教育の内容や必要性について
職長教育とは、職長に対して行われる教育のことですが、そもそも職長とは何でしょうか。
役職の一つだということは想像つくはずですが、日本企業の一般的な役職制度では、一般社員、係長、課長、部長となっていることが普通です。
もちろん企業によって細かい制度は異なっており、例えば次長とか室長、局長といった役職がある場合もあります。
ですが、これらの中に職長はありません。
これは、上に挙げたような役職制度は事務系というかホワイトカラー系のものであり、職長は現場系、つまりブルーカラー系の役職になるためです。
これは、工場など現場作業員を直接指揮監督する人を指します。
では職長教育にはどのようなものが必要とされるかというと、現場の作業員を指揮監督するわけですから、指導や教育の方法を学んで理解することは必須です。
自分自身は現場作業を行う必要はありませんが、作業手順について詳しく理解していないと指揮命令することはできませんから、手順をどのように定め、どこにどのように作業者を配置すれば良いか立案できる必要もあります。
また、これらの教育事項の他に、職長にとって特に重視されるのが労働安全の確保です。
工場など現場作業を実際に見たことのある人であれば分かるでしょうが、危険は常に隣り合わせにあることが多いものです。
どんな工場でどんな作業をするかにもよりますが、中には命に関わるような場合もあります。
危害を未然に防止する方法を学ぶことも職長の重要な責務です。
